お世話になっております、ナイスストーカーストーカーのアメージングだいやです。

遂に本番期間が始まってしまいました、「ロリコンとうさん」。
昨日プロトタイプ公演という形でお披露目され、真の初日は本日。ここから9月3日の日曜日まで、下北沢はザ・スズナリさんにて公演は続いていきます。

という事で僕、さっそく観てまいりました。昨日の公演。

顔ハメパネルを堪能するアメだい。楽しそうだな。

受付横では過去の上演作品の脚本やDVDなども売っています！要チェックや！

さてさて、「ロリコンとうさん」。
一言で言うと、ハンパなかった。
そりゃもちろん、数々の名作を生み出しているナイスストーカーさんが中途半端な作品を舞台に上げる訳ない事はよーくよ～く分かっているんですが、そうじゃなくて、
今回の作品は何というか…今までで一番「余韻が深かった」と言いますか。

まず客席に座って最初に感動するのが、舞台美術と客入れの音楽！
僕ね。ナイスストーカーのこの客入れの時間が本当に大好きなんです。
かわいらしいけどどこか妖しさもまとっている美術と音楽。目と耳を一気に鷲掴みにされて、舞台に没入していく感覚。
ワクワクとドキドキとソワソワが入り混じったこの時間は、一度味わうと病みつきになります。笑
ホントにたまらん。尊すぎる。

そして、主宰のイトウさんからスマホの電源チェックのお願いが終わり、
やがて…
とうとう、「ロリコンとうさん」開演。

それぞれがそれぞれに思い悩むロリコンたちの物語が、怒涛のように繰り広げられます。
テンポの良い展開、随所に散りばめられた笑い、そしてストレートに伝わってくるロリコンたちの苦しみと諦め。
2時間があっという間に過ぎ、気付いたら僕は泣いていました。
登場人物たちの思いと彼らが過ごした時間の長さと奥深さに、僕は撃ち抜かれてしまったんです。
加えて、めちゃめちゃ個人的な話なんですが、
僕が5年前に作った演劇の、答え－正解を見せてもらったというか…。
当時ある事に悩んでいて、それを昇華しようと思って演劇を作ったけど結局モヤモヤが残ってしまっていて。
なんならそのモヤモヤが、今も消えずに心の片隅にポツンと在り続けていたりして。
今回「ロリコンとうさん」を観て、ずっとあったモヤモヤの正体というか、それとの向き合い方というか、そういったものが分かったような気がしました。

マジでめっちゃ個人的な話だな。大丈夫か？笑
うーん、やっぱりうまく言えないけど…でもとにかく、めちゃくちゃ心に響き渡る作品でした。
ナイスストーカーが今後も僕の推しであり続けるだろうことはもちろん、
アメだいの演劇の師匠として、そして人生の海図のような存在としてもあり続けるだろうということを、
改めて強く実感しました。

なんかもうすみません。観劇直後にこれを書いているので、感情もぐちゃぐちゃだし文章もしっちゃかめっちゃかになってると思います。💦
これ以上書くとさらに訳の分からないものになってしまう気がするので、そろそろ締めていきたいと思います！笑

「ロリコンとうさん」。イトウさんが「これで終わっても良い」という気持ちで書き上げ、座組全体で作り上げた渾身の作品。
9月3日まで、ザ・スズナリで上演されます。
ぜひ、
桑田佳澄さんの可愛さとまっすぐさと心にダイレクトに届けてくれるその芝居を、
白勢未生さんのものやわらかさ、そして小学生姿と「動揺してるんです」シーンの圧倒的な立ち姿を、
イグロヒデアキさんの魅せる軽妙な笑いとダメ男感、「えー…」の連発を、
大森翔吾さんのいかにもコミケにいそうな感と聞いたら忘れないペンネーム、そしてその行く末を、
東京ドム子さんの健気さ、「それってあなたの感想ですよね？」と「くたばれっ！」を、
みずきさんのイヤホンをしてご満悦な顔と葛藤の最中にいる時の苦悶の表情を、
梶川七海さんの作品全体を彩るぽわぽわ感とセリフ回し、そして「野口ぃっ！」を、
日野あかりさんの怒りと感情の動き、先生のシーンのじっとりとしたウインクを、
野口オリジナルさんの爽やかさと過去シーンのドキドキ、表情管理カンペキのダンスシーンを、
観に下北沢までお越しください！！

色んな人に観てほしい。そして、
観終わったら、ここでは書けなかったような感想トークをぜひ僕としましょう。
よろしくお願いします！笑

こんなまとまりの無い感想を最後まで読んでくださってありがとうございました！！

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