▲次回公演

NICE STALKERの活動歴
※舞台写真へのリンク有り

各活動の詳細や、舞台写真、公演アンケート全文などを閲覧できます。
画像をクリックorタップすると、各詳細ページに飛ぶことも出来ます。

目次
・ロリコンとうさん
・新訳「あわれ彼女は娼婦」ワークインプログレス(※番外小公演)
・本当のSF「スペキュレイティブ・フィクション!」
・大稻埕国際芸術節2019(ダダオチェン国際芸術祭in台北)(※海外公演)
・暴力先輩
・本物高校生vs偽物高校生(※番外小公演)
・表現の自由よりも大切なこと、あるいは無害な芸術の話『ロリコンのすべて』【再演】
・短編演劇見本市(※番外小公演)
・1999の恋人
・新本格ガール・ミーツ・ガールSF寓話「量子的な彼女」
・いきなり魔王(ティラノゲームフェス2016準グランプリ)(※デジタルゲーム)
・箱入り彼女展示会(※番外小公演)
・表現の自由よりも大切なこと、あるいは無害な芸術の話『ロリコンのすべて』
・リアルタイム・ストーリー分岐演劇『神様の言うとおり2~夏の夜の夢の超特急~』
・女子と算数


ロリコンとうさん
2023年8/30水~9/3日
会場:下北沢ザ・スズナリ
⇒公演詳細ページ
⇒舞台写真
⇒ご意見ご感想ほぼ全文
ホワイト化する社会… 多様性という修羅を 善人として 生き抜くための物語

「多様性の時代」と言われる令和の日本においてさえ、決してその輪の内に入れられる事はないだろう「ロリコン」の方々…そのリアルな実態と心の内を、フィールドワークに基づいて描きます。実際に30人以上の「ロリコンの方」とお会いし、通話し、テキストを送りあって取材しました。まずは、善悪や好悪に拠らず、糾弾も称賛もせず、世界にはこういう人間がいるんだ…というところから話をはじめられればと思います。
↓えんぶ2023年12月号(11月発売号)に載った公演の紹介記事

NICE STALKER’(ダッシュ=※番外小公演)
新訳「あわれ彼女は娼婦」ワークインプログレス
2022年9/21水~9/25日
会場:スタジオ空洞
原作:ジョン・フォード
翻訳・構成・演出:イトウシンタロウ
⇒公演詳細ページ
⇒舞台写真
⇒ご意見ご感想ほぼ全文
▼「あわれ彼女は娼婦」(原題「’Tis Pity She’s a Whore」)とは?
1630年頃にイギリスの劇作家ジョン・フォードによって書かれた古典作品です。シェイクスピア等を輩出している「エリザベス朝演劇」の末期に上演された、ジョン・フォードの代表作であり、フォード版「ロミオとジュリエット」とも評されるその物語は、「近親相姦」という禁忌を犯したジョヴァンニとアナベラ兄妹の恋愛を軸に描かれる愛憎劇。今なお賛否分かれながら、世界中で上演され続けている「妹萌え」の問題作です。

▼新訳・翻案のワークインプログレス上演
今回の公演では、同作をイトウシンタロウが新訳版として翻訳。「妹萌え」という、現代日本…とりわけライトノベルやアニメ文化に通底するモチーフを、令和の時代にあった言語感覚で「観やすい」古典として再構築します。2023~24年頃の「全編上演」を目指し、今回はそのワークインプログレスとして、本作から抜粋したシーンを再構成し、劇作の「途中過程」として広く公開しようという試みです。
↓えんぶ2022年12月号(11月発売号)に載った公演の紹介記事

本当の「スペキュレイティブ・フィクション!」
2021年12/1水~5日
会場:下北沢ザ・スズナリ
※2020年4月の公演をコロナ禍(covid-19)に伴う緊急事態宣言により延期。一年半後に復活上演。
⇒公演詳細ページ
※本作品の「舞台写真」&「ご意見ご感想」は公開準備中です。
「SFって聞いて『サイエンス・フィクション』の略だと答えるのは一般人。『すこし・ふしぎ』って答えるのは、訳知り顔の事情通。…だけど、21世紀も20年を過ぎて、今さら藤子不二雄もないでしょう?」 「じゃあ、先輩にとってSFは何の略なんですか?」

「…スペキュレイティブ・フィクション!」

「科学」では定義することのできない「不可怪」を再定義する思弁、熱弁、詭弁の数々。安易なボーイミーツガールには絶対なり得ない、小理屈と屁理屈に溢れたスペキュレイティブな物語。

※スペキュレイティブ・フィクションとは?
1960~70年代に巻き起こった「ニューウェーブ運動」において、「サイエンス・フィクションは大衆的で浅薄である」という偏見に対抗するために、「SF」を哲学的・思弁的(Speculative)な観点から捉え直す事を目的に掲げられた造語。
↓えんぶ2022年2月号(1月発売号)に載った公演の紹介記事

大稻埕国際芸術節2019
(ダダオチェン国際芸術祭in台北)
2019年10月20日
会場:永樂廣場メインステージ
大稻埕國際藝術節(TTTIFA)参加作品
時空劇場1920
「Are you really a girl from the 1920s?」
構成・演出・翻訳字幕:イトウシンタロウ
出演:東京ドム子、みしゃむーそ
※本サイト内での公演記録&紹介ページは現在非公開&準備中
※2019年10月に台湾の大稻埕国際芸術節(ダダオチェン国際芸術祭)に参加し、短編上演を行いました。画像は2020年1/9発売の「えんぶ2月号」に掲載された「NICE STALKER IN TAIWAN 東京ドム子のセルフレポート」です。NICE STALKER 初の海外上演の特集記事がカラー4頁で載っています。「台湾に縁もゆかりもない、中国語どころか英語もロクに話せない」自分たちが、どうして台湾で演劇をすることになったのか。冗談みたいな本当の話をまるっと載せていただきました。

「暴力先輩」
2019年9月11日(水)~16日(月・祝)
会場:下北沢ザ・スズナリ
⇒公演詳細ページ
⇒舞台写真
⇒ご意見ご感想ほぼ全文
⇒企画記事『現役女子高生に「多様性」の大切さを教えたくて公園で制服デートしてから告白してみた話』
「多様性」と「ポリティカル・コレクトネス」をモチーフとした新作本公演。フライヤーのメインビジュアルを「あいまいみー」等で知られるマンガ家のちょぼらうにょぽみ氏が描いた事でも話題となりました。
↓えんぶ2019年12月号(11月発売号)に載った公演の紹介記事

NICE STALKER ACADEMY
高校生参加型 WS公演「本物高校生vs偽物高校生」(※番外小公演)
2019年1月12日(土)~1月14日(月祝)
会場:新宿眼科画廊 スペース地下
⇒公演詳細ページ
⇒舞台写真
⇒ご意見ご感想ほぼ全文
⇒高校生出演者の感想文
オーディションで選ばれた6人の現役高校生演じる「本物高校生」と、成人した俳優が演じる「偽物高校生」たちが、高校演劇界の定番作品・畑澤聖悟の「修学旅行」を無遠慮に再構成して戦う、異色の企画公演。本物の現役高校生と、大人が演じる偽物の高校生…どちらがより「高校生」なのかを競う空前の企画となりました。

表現の自由よりも大切なこと、あるいは無害な芸術の話『ロリコンのすべて』【再演】
2018年8月15日(水)~19日(日)
会場:下北沢 ザ・スズナリ
⇒公演詳細ページ
※本作品の「舞台写真」&「ご意見ご感想」は公開しておりません。
――それは邪悪か?残虐な人殺しの物語は、巷に溢れているのに、何故ロリコン作品ばかりが規制されるのか?「表現の自由を守らなくては!」…僕が聞きたいのは、そんなおためごかしじゃありません。あなたという個人が「子供の裸」をどう思っているのか?それは「邪悪」なことなのか?という話です。
※2015年に上演した「ロリコンのすべて」(佐藤佐吉演劇賞2015 6部門受賞作品)の再演です。
↓えんぶ2018年4月号(3月発売号)に載った公演の紹介記事

「短編演劇見本市」(※番外小公演)
2017年12/27(水)~12/31(日)
会場:木星劇場
⇒公演詳細ページ
⇒舞台写真
⇒ご意見ご感想ほぼ全文
過去作4本&新作短編2本、計6作品をオープンIP化と銘打って、会場へ観に来てくれた方全員に、「上演台本」と「上演権」を差し上げるという実験的な企画。その後、複数の団体や高校演劇等で作品が上演されました。また物販コーナーで、出演者からのラブレターを販売し、各方面で物議を醸す結果ともなりました。。

「1999の恋人」
2017年5/4(木)~8(月)
会場:下北沢駅前劇場
⇒公演詳細ページ
⇒舞台写真
⇒ご意見ご感想ほぼ全文
⇒企画記事「1999年に地球が滅亡すると信じて学校へ行くのをやめたら、割と大変な事になった私が「ノストラダムスの大予言」を解説します!」
1000年代最後の年、人類の大晦日、1999年。日本中が「世界の終わり」をまあまあ本気で信じていたまあまあ不思議な一年間。「ノストラダムス」を知らない10代女子も、「黒歴史」として無かった事にしている大人の人も、両方驚く新解釈世紀末大系です。
↓えんぶ2017年8月号(7月発売号)に載った公演の紹介記事


000_title_%e8%88%9e%e5%8f%b0%e5%86%99%e7%9c%9f%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%88%e3%83%ab%e7%94%bb%e5%83%8f 000_title_%e3%81%94%e6%84%8f%e8%a6%8b%e3%81%94%e6%84%9f%e6%83%b3%e3%81%bb%e3%81%bc%e5%85%a8%e6%96%87%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%88%e3%83%ab%e7%94%bb%e5%83%8f
新本格ガール・ミーツ・ガールSF寓話「量子的な彼女」
2016年11/19(土)~23(水祝)
会場:花まる学習会 王子小劇場
⇒公演詳細ページ
⇒舞台写真
⇒ご意見ご感想ほぼ全文
⇒企画記事「もし初恋の女の子に告白したらどうなっていたのか?20年越しに聞きに行ってみた。」
新本格ガール・ミーツ・ガールSF寓話と銘打った、理系に憧れるけど理系になれない、でもちょっと理系の話題が好きな文系の人におくる「新本格☆理系演劇」。「未来」の出来事が「過去」に影響を及ぼす「量子論」の不思議な世界を下敷きに、女子たちが「科学」の起源に迫ります。
↓えんぶ2017年2月号(1月発売号)に載った公演の紹介記事(表紙にも出演者写真アリ)


レトロRPG風コマンドバトル型謎解きゲーム
「いきなり魔王」
(ティラノゲームフェス2016準グランプリ)
※イトウシンタロウがシナリオとディレクションを担当したゲームです。ティラノゲームフェス2016で全119作品中、準グランプリ[優秀賞]を受賞しました!
⇒無料で遊べる「ダウンロードページ」
⇒開発の様子「いきなり魔王」開発の振り返りメモ(企画から提出まで)

「箱入り彼女展示会2016」(※番外小公演)
2016年7/8(金)~10(日)
会場:東京芸術劇場アトリエイースト
⇒公演詳細ページ
⇒展示会と舞台の写真
東京芸術劇場のアトリエイーストで、「過去作品の美術展示」「短編演劇集の上演」「過去作品の生コメンタリ付き上映会」などをやりました。展示は入場無料で美術や衣装のほか、歯車式の機械式計算機や、PCゲーム、合成で舞台出演できる記念写真コーナーでさわって遊べます。展示会内の「短編演劇見本市」という企画では、過去の短編演劇集を上演するのですが、観劇した方全員にその作品の台本と上演する権利を差し上げます。有料公演、脚色等、うちの作品をあなたの好きに使ってかまいませんので、どんどん上演してください…というコンセプトの企画でした。

表現の自由よりも大切なこと、あるいは無害な芸術の話『ロリコンのすべて』
2015年12/24(木)~28(月)
@王子小劇場
⇒公演詳細ページ
⇒舞台写真
⇒ご意見ご感想ほぼ全文
――それは邪悪か?残虐な人殺しの物語は、巷に溢れているのに、何故ロリコン作品ばかりが規制されるのか?「表現の自由を守らなくては!」…僕が聞きたいのは、そんなおためごかしじゃありません。あなたという個人が「子供の裸」をどう思っているのか?それは「邪悪」なことなのか?という話です。
↓えんぶ2016年4月号(3月発売号)に載った公演の紹介記事



リアルタイム・ストーリー分岐演劇
『神様の言うとおり2~夏の夜の夢の超特急~』
2015年7/29(水)~8/2(日)
@シアター風姿花伝
⇒公演詳細ページ
⇒舞台写真
⇒ご意見ご感想ほぼ全文
「ストーリー分岐」する演劇です。上演の途中で何度も分岐して、お話が樹形図状に増えていきます。正しいエンディングに辿り着けるかは、リアルタイムで選択肢を選ぶ観客の皆様次第。文字通り「お客様が神様」になれる公演です。

※リアルタイム・ストーリー分岐演劇とは
NICE STALKERの『神様の言うとおり』シリーズは、上演中に【リアルタイムで行われる観客の電子投票】で【ストーリー分岐】していく 【マルチエンディング展開】の舞台公演です。観客は【自分の携帯電話】を使って【選択肢】を選びます。登場人物が人生の分岐点に立たされたとき、観客席に座っている皆様には【神様】になって、進むべき道を示していただきます。上演中、皆様の携帯電話から電子投票で行っていただく【多数決】の結果は、リアルタイムでステージ上のディスプレイに集計され、それによってくだされる【神様】の決定に逆らうことはできません。
↓演劇ぶっく2015年10月号(9月発売号)に載った公演の紹介記事


佐藤佐吉演劇祭2014+参加作品
「女子と算数」
2014年7月2日(水)~6日(日)
会場:pit北/区域
⇒公演詳細ページ
⇒舞台写真
⇒ご意見ご感想ほぼ全文
この演劇を見ると、次みたいな問題が3秒で暗算できるようになります。

①18×55=? ②92×88=? ③36×0.25=?

こういうのがパッと分かるかどうかに、頭の回転とかは一切関係なくて、単に「読み方」を知ってるか、知らないか、漢字の読み仮名なんかと一緒です。男子だったら、飲み会の会計とかでさっと計算するとドヤ顔できますし、妙齢の女子が、つまらなそうにこういう暗算をやってのけたら、秒速で結婚したくなります。




これより下は、NICE STALKERの前身、2013年までの「ITO SHINTARO IS A NICE STALKER」名義での活動記録です。















▲プレイ画面
Androidアプリ
【ヤンデレ小杉】
(2012年 6月)

NICE STALKER製作初の最凶恋愛ノベルゲーム。
致死率96%!全ルートのうち1つを除いて全部BAD ENDの最凶最悪の恋愛ノベルゲーム。NICE STALKER出演女優の一人小杉美香をビジュアルモデルにAndroid版、またC83にてWindows版を製作。

ヒロインのあまりの暴虐ぶりに、各方面で話題となりニュースサイト等で大きく取り上げられ、話題となり公開4週間で1万ダウンロードを達成。

⇒【ダウンロード・アプリ詳細】はマーケットページへ!

▼紹介記事
●EXドロイド:『バッドエンド多すぎの鬼畜ゲー「ヤンデレ小杉」が人気』
 →(ニコニコニュース:http://news.nicovideo.jp/watch/nw313011
●OCTOBA:『ヤンデレな彼女に振り回される三次元ノベルゲーム』
●アプリ★ゲット:『まて……。包丁をしまっ……(ザシュっ!!?)即殺天使アドベンチャー「ヤンデレ小杉」』
●appliko:『ヤンデレ小杉 | | スタッフレビュー』
●あ~んどろいど:『病んでる中にふと見せるデレが男のハートと命を鷲掴み!!』
●AppLab:『ヤンデレヒロインに振り回されながら、Androidで真のエンディングを探そう!』



▲プレイ画面
Androidアプリ
【幼女の一生 (ver.ゆいちゃん)】

(2011年 12月)

NICE STALKER製作初のAndroidスマートフォン用アプリ。
毎日午前0時に生まれ、1時間に1才の速さで育ち、23時59分、日をまたがずに消える幼女をただ見守る新ジャンル「見守りシミュレーション」

寿命24時間、リアルの24時間と連動して1時間毎に育つ ( = 例:5時なら5歳、13時なら13歳etc.)幼女の成長を、あなたは見守ることしかできません。

コミックマーケット初参加となったC81を皮切りに頒布を開始。リアル販売限定でのディスク版は、売り切れ後も「これはどういうゲームなんですか」「再販の予定は?」「どうして再販してくれないんですか」「こっそり再販してください」等、たいした宣伝もしていないのに食い付く人多数。「幼女」というキラーワードが持つあまりの威力に売り子をしていた女子たちすらやや引き気味となっていた。

→ダウンロード版はこちら
※Android OS1.5~ ※iPhone版はありません(Appleの審査がたぶんとおりません)



▲クリックすると公演写真が見れます
(イラスト:国道12号)
GOD KNOWS GIRLS LIFE
【神様の言うとおり ~お客様が神様です~】

(2011年 5月)

【上演中にリアルタイムで行われる観客の電子投票】で
【ストーリーが分岐していくマルチエンディング型展開の舞台公演】
登場人物が人生の分岐点に立たされたとき、観客に「神様」になってもらい、進むべき道を示してもらった。

具体的には、観客の携帯電話から電子投票で【多数決】を行い、その結果が、リアルタイムでステージ上のディスプレイに集計され、それによってストーリーが進行していく方式。それによってくだされる「神様」の決定に出演者は逆らうことができない。

いくつかのエンディングを用意していたものの、全8ステージとおして、ラストシーンがすべて「BAD END」にしか辿りつかず、「GOOD END」の稽古をしていた出演者と作演出は涙目だった。



▲クリックすると公演写真が見れます

【RENTAL GIRLS BOX 002 箱入り彼女博覧会】
(2010年 9月)

透明なアクリルで出来たBOXスペースを借りて、自分の好きな商品を展示販売できる”レンタルショーケース”自慢のホビーコレクションから自作のフィギュアまで、思い思いの品に好きな値段を付けて売ることができ、中野や秋葉原を中心に同好の士から人気を集めています。

「RENTAL GIRLS BOX 002 箱入り彼女博覧会」は、
出品者である女子たちが様々に演じる「人生」の展示即売会。
巨大なレンタルショーケースの中で繰り広げられるストーリーを観て、気に入った女子がいれば、お客様はその「登場人物」のメールアドレスを買うことができます。もちろん、そのアドレスは実際に”物語の登場人物”からメールが届く”本物”のメールアドレス。

お好きな物語の切れ端を、お求め安い価格で手に入れてください。
…という展示即売会形式の趣向で行われた公演。



▲クリックすると公演写真が見れます
ナイスストーカー認定試験 ARG
【GOOD DESIGN GIRL LOVES ART!】

(2009年 6月)

”代替現実ゲーム”とも訳される
Alternate Reality Gameを模した観客参加型の公演。

時系列がバラバラになった
14のエピソードのうち9つを3ステージに分けて上演、
ストーリー内で展開された「偉大な芸術家の死の真相」を
観客に推理させ、解答用紙に記入してもらった。

完全正解者には今後の公演が無料で観られる"ナイスストーカー認定証"が交付された。 また、リリースから公演期間を通してのすべてが「試験」であり、WEBや紙媒体、実在の店舗等にも様々な謎が配され、それを解くと無料招待券がもらえるという趣向もあった。



▲クリックすると公演写真が見れます

【RENTAL GIRLS BOX 001 箱入り彼女展示会】
(2007年 8月)

都内の画廊を借りて、
秋葉原のレンタルショーケースを模したBOXを設置。
女子を展示して、即売会をするという体裁の上演をした。

終演後、実際に芝居の登場人物(女子)と交流できるメアドを120円にて販売、彼らとのやりとりは書簡集としてWEB上に公開する予定だったが、想像を越える膨大な件数となり、未だ編集作業中。

「水着シーンアリマス。」という宣伝文句につられたのか
男性客の入場が特に目立った公演。



▲クリックすると公演写真が見れます


【CHOCOLATE LAND MINE】
(2007年 2月)

「私のチョコレートランド」ではなく「チョコレートの地雷」の意。

ヨルダン川西岸にある、政治的にも宗教的にも紛争の中心地、
アメリカの庇護下のとある「架空の国」。世界中から特別な地帯と目されているその国では、「チョコレートの密造・摂取が禁止」されている。

国境であるヨルダン川の側には、そんな国民をあざ笑うように
敵国がばら撒いたチョコレートに似せた地雷が散らばっていた。
そんな状況下命をかけてバレンタインチョコのやりとりをする一組のカップルがいた…望まずとも戦火に巻き込まれていく2人の運命は…

…というようなストーリーを、バレンタインデーにふさわしい、ナンセンスコメディとして描きだした作品。2007年当時のイスラエル情勢、パレスチナや聖地所有権などの問題にまるで敬意を払わず、真面目にシュールコメディに仕立てた作品。



▲クリックすると公演写真が見れます

(番外)
【JUNK STAGE [嘘つきの結婚式] 】
(2008年 8月)

WEBマガジン「JUNK STAGE」の
ライブイベント内で上演された掌編演劇。
イベント全体の構成・総合演出もイトウが務めた。

出演者がタキシードとウエディングドレスを着て
本人役で登場し、 嘘の結婚宣誓を行い、嘘の馴れ初めを紹介して、
嘘の祝福を来場者に強要した。