周囲の女子たちが結婚ラッシュです。
年齢や年収問わず、懐妊・非懐妊もさまざまに、イトウの淡い好意に留意することなく皆々苗字を変えていくではありませんか惜しげもなく。
基本的に「苗字+さん」で女子に呼びかけている自分としては、これから彼女たちにどんな二人称を使えばいいのか、旦那さんの苗字で呼ぶのはなんだかはばかられるし、かといって不自然に「今日から下の名前で呼ぶね」というのも馴れ馴れしくて合コンみたいで不自然です。
そうか、婚姻は自分の好きな女子の名前の一部を自分色に変えられる権利なのか。
ふと思い出したのが、大学の時やっていた、1対1形式がウリの某大手進学塾の講師バイトです。イトウは小5女子の国語の担当で、日々彼女に新しい「漢字」を教えていたのですが、黙々と埋められていく書き取り帳を眺めながら「ああ、この子に世界で初めて『快』という字や『舌』という字、『犯』という字の読み書きを教えているのは自分なのだなあ」妙に神妙な気持ちになったものです。
この思い出と、結婚で苗字が変わる話、あんま関係ありませんでした。すみません。
あと、誤解のないように言っておくと、上の三つの漢字はテキストブックのその日の単元にたまたま載っていた課題です。ほんとうです。
年齢や年収問わず、懐妊・非懐妊もさまざまに、イトウの淡い好意に留意することなく皆々苗字を変えていくではありませんか惜しげもなく。
基本的に「苗字+さん」で女子に呼びかけている自分としては、これから彼女たちにどんな二人称を使えばいいのか、旦那さんの苗字で呼ぶのはなんだかはばかられるし、かといって不自然に「今日から下の名前で呼ぶね」というのも馴れ馴れしくて合コンみたいで不自然です。
そうか、婚姻は自分の好きな女子の名前の一部を自分色に変えられる権利なのか。
ふと思い出したのが、大学の時やっていた、1対1形式がウリの某大手進学塾の講師バイトです。イトウは小5女子の国語の担当で、日々彼女に新しい「漢字」を教えていたのですが、黙々と埋められていく書き取り帳を眺めながら「ああ、この子に世界で初めて『快』という字や『舌』という字、『犯』という字の読み書きを教えているのは自分なのだなあ」妙に神妙な気持ちになったものです。
この思い出と、結婚で苗字が変わる話、あんま関係ありませんでした。すみません。
あと、誤解のないように言っておくと、上の三つの漢字はテキストブックのその日の単元にたまたま載っていた課題です。ほんとうです。