▲次回公演

まずはこの一枚の写真を見ていただきたい。

バータイプとカップタイプの2種類の「白くま」が、 「人気商品」という四文字とともにでかでかとプリントされている。
それはもう、威風堂々のはためき姿である。
「人気の下記アイス」って、結局白くま一択じゃねえか!というツッコミもさることながら、注目して頂きたいのはココだ。



「価値ある」100円、とはなんだろうか。ギザ十とかそういうやつだろうか?ギザ十は確かにレアだ。だが、10円玉は10円玉である。
「この10円、ギザ十なんすよ〜」と不動産屋に渡したところで家は買えない。警察を呼ばれて終わりだ。10円は10円分の価値しかない。そしてそれは100円硬貨も然り、のはずだ。

仮にローソンの言う通り、「価値ある」100円が存在するとして、1つの等式を用意しよう。この日本では、100円硬貨で買える物々は全て100円と同価値だ、ということになっている。 つまりこの場合、
白くま=価値ある100円

その一方で、「価値ある」100円が存在するということは、この日本には「価値のない」または「妥当な」100円が存在する、ということも当然言えるだろう。

ここで1つの疑問が湧いて出る。
果たして、それら「価値のない」はたまた「妥当な」100円で白くまは買えるのだろうか。

答えは、買える。そう、買えるのである。

つまり、

価値ある100円=白くま=価値のない100円=妥当な100円

価値ある100円も価値のない100円も、妥当な100円も全て、ひとたび会計の場でむざむざと財布から取り出され、店員の手に秒速5センチメートルで渡ってしまえば、どれも同じく、白くまと等価になるのである。

例え、あなたがそのお手持ちの100円硬貨に個別性を見出そうと、使用してしまえば全て白くまになる。この暴力性、白くまの暴力性ったら。。。。

今回のお芝居は、こんな感じの内容なんじゃないかと私は予測しています。
お金を遣う人のお話。インバウンドって書いてあるし…。
全然違ったらすみません、絶対、多分違います。

「暴力先輩」、どうぞよろしくお願いします!

東京ドム子でした!


⇒公演の詳細ページはこちら
lolicon2018_flyer_omote_w1000




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